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熟年離婚が社会的注目を浴びる
今までは家族の問題として表面化させることがタブー視されていた夫婦関係について、最近では色々なメディアで大きく取りあつかわれるようになりました。
中でも、妻からの離婚が増える、という問題が大きくクローズアップされています。そこには、流行の「年金分割制度」が最も大きな要因と言われますが、そもそも、妻に離婚をかんがえさせる夫とはどういうタイプなのでしょうか。
現在、多くの調査自治体がアンケート結果などを発表しています。中でも、「妻が生活にストレスを感じさせるもの」の一位が「夫の存在」といいます。多くの妻は、「何もし無い夫」にうんざりしている有様がアンケートからは見てとることができます。
洗濯一部始終はもちろんのこと、朝履く靴下の準備から、テレビのリモコンを手元に置く動作の強要、児輩の面倒を見無い、ひどいのは、妻が高熱で寝込んでいる時でさえ、その部屋をのぞいて「晩飯は?」といってくる始末。
そういう夫に限って、感謝の言葉も労いの言葉も、労いの言葉も無いのです。妻たちは自分は夫の何なんだろうと自問自答しています。離婚して必ず困るのは、そんな何もでき無い自分で有ることを男性は知りましょう。
離婚率が欧米並み
特徴的なのが、結婚期間が長いカップルの離婚が増えている事。結局、熟年離婚ですね。長年苦楽を共にし、お互いの事など分かり切っている関係であるはずなのに離婚に至るというのは、それだけ個人意識が強まっているのと、価値観が多様化している証でしょう。
しかも、離婚を容認するのは、男女別では男性より女性のほうが高く、年齢別では30代でさらに高くなっていますね。女性のほうが離婚に対して柔軟である裏付けであり、特に熟年離婚に成ると妻のほうからいい出す事が多い事から、それだけ、世の中の夫である男性に不満が強い事がうかがえますね。
離婚する夫婦でも、かつては愛し合った二人
離婚原因の一位が「性格の不一致」というのは、矛盾すら感じる結果です。どうして恋愛中にお互い本当の性格をしる事ができなかったのでしょうか。
そもそも、ヒトは自分とはちがう遺伝子を持った異性にどんどん惹かれ、恋愛へと発展します。恋愛になると脳内ホルモンが分泌されて食欲の減退や胸のドキドキ感、精神的不安定や性欲増進を起こします。人は無意識のうちに体が反応した異性を好きになり、それが性格まで見抜け無い原因になるのかもしれませんね。
離婚は結婚よりパワーがいる
離婚を経験した人は、その過程を話す事も億劫になるくらい、疲れきっている人が多いです。そんな事になら無いように、恋愛中に相手をしっかり見極める事がたいせつです。愛愛すると、お互いはお互いに好かれようと非常にサービス精神が旺盛になります。
男性は女性の手荷物を持ったり、女性は手料理をふるまったり、また、相手が好きな物を好きになると言う同調現象も起こります。そうなってしまうとアバタもエクボで、相手の真実の姿が見えなくなってしまうと言うのは誰にでも見聞が有る事では無いでしょうか。
相手の長所とおもえる事は、反対に考えてみると短所にもなりえる事です。例えば、「優しい・思いやりが有る」と言うのは、結婚後は「横暴・亭主関白」となる可能性が有るものなのです。
恋愛中はなかなか客観的に見る事は難しいのですが、ポイントとして「ご自分以外の人への対応」を見てみるとヒントが見える事があります。気を使わなくていいお店の店員への対応や、母親などへの対応で、将来の相手の姿が垣間見られると思いますよ。
個人主義
結婚はも家族間のことと言うより、夫婦間のことであると言う認識が広まってきました。だが、それはまだまだ建前上のことであることが、実際の今の夫婦問題を見てみると分かってくることがあります。
男性より女性に多い離婚理由が、「家族との折り合いが悪い」「同居に応じ無い」と言う項目であるからも分かるように、男性は結婚すると女性に「家」のことを任せたいと言う要望があるようですね。
結婚する要件に同居は無いと言うことがあったにも関わらず、年月が立てば今の夫に押し切られ、渋々同居を決めた人を何人も知っています。夫は自分の家族のことなのですから、任せきりではなく、それをはっきりサポートする自覚が必要ですね。